仕様別
食品工場向け CIP洗浄液加熱器(Uチューブ型熱交換器)
CIPとは=Cleaning in placeの略で定置洗浄と訳されます。
食品や飲料を生産する設備機械の装置や配管等を分解せずに薬液で自動的に洗浄を行なう
システムでほとんどの食品工場に導入されています。
今回は、某飲料工場の生産ラインに、調合されたCIP洗浄液を循環させ洗浄を行なうシステムとなります。
その洗浄液を蒸気で15℃⇒85℃に加熱する目的で幣社のコンパクト型Uチューブ式熱交換器が使われております。
システム概要
Uチューブ式熱交換器
【管束】
熱交換器をコンパクトにする為に伝熱管サイズはφ8.0×t0.5を採用しております。
※ミニマムはφ5.3×t0.3まで製作可能です。
【チャンネルカバー内面】
管側は直接製品ラインと接触する為、異物やコンタミ、油分等の残留は厳禁となります。
※食品工場向け脱脂洗浄仕様となります。
設計仕様
管側 | 胴側 | |
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流体名 | CIP洗浄液 | 飽和蒸気 |
流量 | 1000 kg/h | 135.4 kg/h |
入口温度 | 15℃ | 132.9℃ |
出口温度 | 85℃ | 132.9℃ |
圧力損失 | 0.001MPa(G) | 0.001MPa(G) |
設計圧力 | 0.5MPa(G) | 0.5MPa(G) |
ハシテックでは各工場に必要な仕様で熱交換器をオーダーメイド設計・製造しております。
納入後のメンテナンスや定期点検、リニューアルまで一貫して承ります。
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